私はカスピ海ヨーグルトは容器を煮沸して密閉、(雑菌を入れない)ただし、
2割くらいは空きスペースを作っておく(種菌が呼吸をしているので)と
いう方法で増やしていました。
それで、前より固めに出来るようになったし、固まる時間も
短くなっていたのですが。。。
先日オレンジページを読んでいたら、ふたはずらしておくように
と買いてあったのです。
それじゃ、雑菌がどんどん入ってしまうのではないかな、っと
思い、どんな具合で出来るかためしに比較実験してみました。
使った容器ー500ccほど入るガラスのジャムの空き瓶。
2分間煮沸消毒
作った割合ーヨーグルト60cc、牛乳300cc、約2割の
空きスペースを作った。
室温約18℃の部屋で、一つは密閉、もうひとつはふたをずらした
状態で同時にスタートしました。
6時間後ーどちらも、完全な液体
12時間後ー密閉のほうが若干とろみがついてきた。開けておいた
ほうは、完全な液体。
18時間後ーどちらも、固まってきているが、密閉のほうが
固く固まってきている
24時間後ーどちらも完全に固まったが開けておいたほうが
より固く固まっている。
24時間後にどちらも試食してみましたが、味のほうは同じでした。
あの糸の引き具合、それから酸味のおさえたプレーンヨーグルトの
味はカスピ海ヨーグルトそのものでした。
確かにふたを開けていると雑菌は入るので、最初は滅菌の状態の
ほうが早く固まりますが、時間がたつにつれて、呼吸が
大変になるようです。
そこで私のおすすめは、ふたをしめた状態にして増やし、
何時間かおきに、ふたの開け閉めをするという増やし方。
これなら、菌の呼吸も大変にはならないし、ちょっと開ける
だけなら雑菌が入る心配も開けっ放しに比べれば大幅に減ると
思います。